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2019年11月26日

#飲食業

[業界別レポート]働く人と職場/業界イメージレポート 2019(ファーストフード編)

「[業界別レポート] 働く人と職場 2019」および「業界イメージレポート2019」は、特定の業界で働く人の意識やイメージについて、個人に調査した結果をまとめています。2015年・2018年調査より対象業種を増やし、調査を行いました。本レポートはファーストフード(深夜営業のあるファーストフードの接客・ホールスタッフ、調理・厨房スタッフ)を対象としたものです。
ファーストフード業界全体に共通する魅力、より高められる魅力を理解する手がかりとしてご活用ください。

<目次>

「業界別レポート 働く人と職場2019」
回答者プロフィール
まとめ ―それぞれの上位5項目―
1. 仕事の選択理由
2. 仕事を継続する理由
3. 離職の理由/必要を感じる改善点
4. 意向・非意向の理由
【参考】 勤務時間

「業界イメージレポート2019」
回答者プロフィール
A. 就業者とB. 離職者
正社員と正社員以外
C. 意向者とD. 非意向者

調査名 特定業種に関する調査2019
調査目的 求人と求職の需給ギャップがある特定業種における、労働者の実態を把握し、 今後解決策を模索する上での基礎資料とすること。
調査方法 インターネット調査(クロス・マーケティング社モニター利用)
調査期間 2019年3月27日(水)~3月31日(日)
調査対象 20~59歳までの男女(全国)

-「A. 就業者」現在、対象業種に従事している人
-「B. 離職者」過去に対象業種に従事したことがある人
-「C. 意向者」これまで対象業種に従事したことがない、かつ対象業種での就業意向がある人
-「D. 非意向者」これまで対象業種に従事したことがない、かつ対象業種での就業意向がない人

調査ダイジェスト

仕事の選択理由 就業者の上位5項目(「[業界別レポート]働く人と職場 2019」ファーストフード編 p.3)

ファーストフードで働いている就業者がその仕事を選んだ理由の上位3項目は、「家から近い」など勤務場所に関することだった。次いで「まかない、食事補助がある」や職場の人間関係、雰囲気が上位にあがった。

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離職の理由 離職者の上位5項目(「[業界別レポート]働く人と職場2019」ファーストフード編 p.3)

以前はファーストフードで就業していたが現在は辞めている離職者の離職理由で最も多いのは、「一時的に就いた仕事だから」だった。次いで給与面や、「仕事量が多いから」「仕事内容が体力的にきついから」といった労働負荷の高さが理由にあげられた。

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業界イメージ A. 就業者と B. 離職者(「業界イメージレポート 2019」ファーストフード編 p.3)

就業者がファーストフードの仕事についてもっているイメージは、「未経験でも仕事ができる」「多くの人と交流できる仕事だ」などが上位にあがった。「体力的にきつい仕事が多い」 という点ではネガティブなイメージも上位になっている。離職者がもつイメージを見ると、上位3項目は就業者と共通している。それらに加えて、ネガティブな「給与水準が低め」「精神的にきつい仕事が多い」も上位になっている。

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業界イメージ C. 意向者と D. 非意向者(「業界イメージレポート 2019」ファーストフード編 p.7)

意向者はファーストフードの仕事について、多くの人と交流できる仕事だ」「未経験でも仕事ができる」といったよいイメージをもっている一方、「給与水準が低め」という点では、ネガティブなイメージも上位になっている。非意向者では、「体力的にきつい仕事が多い」「給与水準が低め」 「精神的にきつい仕事が多い」というネガティブなイメージがある。一方で「未経験でも仕事ができる」 「多くの人と交流できる仕事だ」も意向者と同じく上位になった。

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調査結果の詳細はこちらのPDFをご覧ください
※ 無料でダウンロードできます。