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2023年03月31日

#アルバイト・パート#求人検索ワード

【求職者動向】2022年1月~12月(関東)の求人検索ワード変化調べ

ジョブズリサーチセンターが公開する「タウンワーク求人検索ワード」より、2022年1月~12月(関東)の検索ワードの傾向をまとめました。

「タウンワーク求人検索ワード」とは

タウンワーク内で検索されるワードの上位30について、毎月「検索ワード」と「検索回数(指数)」のデータ(Excel)を公開しています。
ジョブズリサーチセンターWEBサイトのオープンデータより、ダウンロードできます。
https://jbrc.recruit.co.jp/data/opendata/

調査ダイジェスト

2022年の特徴は、「在宅」「高校生」が検索上位ワードに定着

毎月タウンワーク内で検索される上位30のワードをまとめている「タウンワーク求人検索ワード」より、2022年1月~12月(関東)の検索ワードの傾向をみてみると、例年、上位にあがってくる「短期」「オープニング」「シニア」に加えて、「在宅」「高校生」が上位にあがってきました。(上図)
「在宅」は2019年には10位以下でしたが、2020年以降は上位に現れるようになり、2022年には検索上位ワードとして定着しています。(下図)

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求人検索ワードから2022年を深読みすると?

「短期」と「高校生」が同じ動きをしている点に注目です。
2019年にはその傾向は見られず、また「短期」と「高校生」の検索回数(指数)の差が大きく開いている状態でしたが、2021年には差が縮まり、2022年には連動するように。このことから、「短期」と「高校生」を合わせて検索している人が増えていることが考えられます。短期のアルバイトを探している高校生が増加しているのかもしれません。

ジョブズリサーチセンターが行った「<学生版>求職者の動向・意識調査2023」において、2018年と2023年を比較すると、1年以内にアルバイト探しをした高校生は22.7%から42.1%に増加。一方で、アルバイト探しの決定状況(「仕事が決まったので終了した」割合)は、44.7%から35.2%に減少しており、アルバイト探しをする高校生は増えたものの、アルバイト先が決まりづらい状況が読み取れます。

高校生のアルバイト採用を検討されている企業は、初めてのアルバイトを想定した仕事内容や研修内容、学業と両立できるシフトなど、求人内容の工夫をされてみると良いでしょう。

求職者の動向を見逃さないよう、毎月の「タウンワーク求人検索ワード」もチェックしてみてください。

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※各年1月1位の検索回数を100として指数化、2019年~2022年の場合は「短期」が1月1位(各年「短期」の100は、実際の検索回数が異なる)

参考:注目ワードの1月~12月の検索回数(指数)

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調査結果の詳細はこちらのPDFをご覧ください
※ 無料でダウンロードできます。