各種調査

2023年05月12日

#シニア

【基本報告書】シニア層の就業実態・意識調査2023(個人編)

本報告書は、株式会社リクルートの調査機関ジョブズリサーチセンターが行った「シニア層の就業実態・意識調査2023(個人編)」の結果をまとめたものです。高齢化の進行とともに就業を希望するシニアが増え、また社会的にもシニアが重要な働き手となりつつあるなか、シニアの就業を進める施策を考えるための基礎資料としてご活用ください。

コンテンツ
Part1 回答者プロフィール
Part2 これまでの仕事経験
Part3 仕事探し経験
Part4 今後の働き方
Part5 収入・生活

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調査目的 シニアの就業について検討する際の基礎資料とするため、 シニア個人の就業実態と、今後の就業希望などに関する意識を把握すること
調査方法 インターネット調査
調査期間 2023年3月11日(土)~3月13日(月)
調査対象 55~74歳の男女(全国)
現在働いておらず、仕事探しもしておらず、誘いがあっても働くつもりはない人を除く(詳細はp.5参照)
現在の仕事の業種が以下の人を除く:「放送、宣伝広告、出版、新聞」「人材紹介、派遣」「業務請負」
回答者数 8,000人
※今回の主な集計対象は、60~74歳の6,000人。55~59歳の回答結果については、全体値のみ掲載。

調査ダイジェスト

仕事をしたい理由(1~15位)(p.40)

今後、就労したいという理由を聞くと、「生計の維持のため」41.9%、「自由に使えるお金(小遣い)の確保のため」34.7%、「家計を補助するため」31.5%といった経済的な面や、「健康維持のため」38.0%、「社会とのつながりを得るため」32.5%などが上位に挙がった。
「健康維持のため」は男女ともに年齢が上がるほど、その割合が増えている。年齢が上がると「生計の維持のため」よりも「健康維持のため」が多いことも特徴的である。

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今後の仕事で重視すること(p.52)

今後の就労で重視することを聞くと、「勤務時間」55.2%、「勤務日数」51.0%、「勤務地」49.4%、「通勤時間」47.9%など、勤務の利便性が重視されている。また、「自分の経験が生かせるかどうか」や「仕事内容が体力的に見あうかどうか」についても、3割以上の人が重視している。

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希望する勤務時間数(p.47)

今後の就労で希望する1日の勤務時間を聞くと、「5時間程度」が21.6%で最も多く、次いで「4時間程度」21.0%、「8時間程度」15.8%、「6時間程度」15.3%となった。「8時間程度」の割合は、60代前半の男性で39.2%と全体よりも高いが、70代前半の男性は12.4%となる。

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調査結果の詳細はこちらのPDFをご覧ください
※ 無料でダウンロードできます。