各種調査

2016年10月21日

シニア層の就業実態・意識調査(個人調査・企業調査)

<調査概要>

■調査目的
シニアの就業について検討する際の基礎資料とするため、
シニア個人の就業実態と、今後の就業希望などに関する意識を明らかにすること(個人調査)
また、企業におけるシニア層の採用・雇用の実態や、シニア層に対する意識を明らかにすること(企業調査)

■調査方法
インターネット調査(弊社お客様数社およびクロス・マーケティング社モニター)

■調査期間
個人編:2016年3月18日(金)~3月21日(月)
企業編:2016年6月9日(木)~6月27日(月)

■調査対象
個人編:55~74歳の男女(全国)
企業編:企業において人事・採用計画に関わっている方 ※詳細はPDFをご覧ください。

■回答者数
個人編:8,000人 ※今回の集計対象は、60~74歳の6,000人
企業編:533社

<主な調査結果>

<Part1 シニア層採用の現状と課題>
○シニアへの個人調査で、何歳くらいまで働きたいと思うかを聞くと、「70~74歳」が最も多く、シニアになってからも働きたいと考えている人が多いことがわかる。
○しかしながら、5年以内に仕事探しをした人の約3分の1は「仕事探しをしたが、見つからずに、現在は仕事探しをやめている」と回答している。
○一方、企業調査で従業員数の過不足を聞くと、正社員が不足している企業は35.1%、パート・アルバイトが不足している企業は20.1%と、人手不足の企業が少なからず存在する。
○ところが採用実績を聞くと、 1年以内に採用を行った企業のうち、60代以上の人を採用した企業は他の年代に比べて大幅に少なく、シニア層の採用は限定的である。
○さらに、シニア層採用への積極性を聞くと、いずれの雇用形態についても、積極的ではないとの回答が7割を超えた。シニア層の就業意欲の高さに対して、企業側は採用に積極的ではない現状が見て取れる。

<Part2 シニア層採用の拡大に向けて>
○シニアに就労したい理由を聞くと、経済的な面に加えて、「健康維持のため」が3割強で上位に挙がった。
○仕事探しをした際に重視したことを聞くと、「勤務時間」「勤務地」「勤務日数」「通勤時間」など、無理なく働けることが重視されていると考えられる。「仕事内容が体力的に見あうかどうか」についても、約3割の人が重視している。
○シニアの希望する勤務時間は、現在就業中の方は「5時間程度」、非就業の方は「4時間程度」が最も多い。一方、企業調査で現在就業中の方の勤務時間を見ると「8時間程度」 が最も多い。
○シニアの希望する勤務日数は、現在就業中の方は「週に5日程度」、非就業の方は「週に1~3日程度」が最も多い。一方、企業調査では「週に5日程度」が最も多い。企業において1日8時間・週5日という働き方が中心になっている状態は、シニア就業の壁になっている可能性がある。